氷は隣のトルネ川から切り出してショベルカーで運んできます。

すでに来年分の氷までちゃんと切り出して、冷凍倉庫に保管してあります。

ブロックだけでなく柱や彫刻、ホテルの調度品なども来年分をちゃんと作ってある。

ホテルの外にも色々と彫刻があります。ちなみに左端に見える木造の建物は川に浮かんだサウナです。ちゃんと船の上に建ててあって、氷が溶けると動かすのでしょう。

この建物はレストランです。青空にスウェーデン国旗は良く映えます。特にトナカイ料理が美味でした。


ユッカスヤルビの町にはサーミの人たちの古い木造の教会があります。写真の絵は最近になってキルナの町の鉱山会社が寄付したらしい。スウェーデンの有名な画家の手によるもので、先に木板を削って凹凸を付けた上に彩色した珍しい形式。

サーミ人はトナカイと共に生活しています。

トナカイのそりにも乗りました。みんなで交代で乗るのでトナカイくん、疲れてます。

お昼はサーミ人のテントの中でたき火を囲んで、サーミ風のランチです。

でっかいフライパンで山盛りのバターでスモークしたトナカイの肉を焼きます。トナカイの肉は脂肪分が少なくて健康によいらしいですが、山盛りバターで炒めたら同じなのでは?

インド料理のナンのような薄焼きパンに肉をのせて、リンゴンベリーのジャムを付けて食べます。ジャムはビタミン補給の意味もあるそうな。